ある一人暮らしのご年配のお客様のお宅に行き、「ピ〜ンポ〜ン♪」とドアホンをならしました。
お客様の玄関にはこのようなドアホンが取り付けてあります。

「ピ〜ンポ〜ン♪」と宅内で音が鳴り響き、奥の方から「は〜い!」という大きな声とともに、お客様が急ぎ足で玄関に向かう足音が聞こえ、その後「ガチャ!」という解錠音とともに玄関ドアを開けてくれました。
私の姿を見て
「あ〜、あなただったのね!ごめんね足が痛くてさっと動けないから・・・。」
と申し訳なさそうにおっしゃいました。
お一人暮らしなので、普段からしっかりと戸締りして、用心はしていらっしゃるのですが、この来訪者への応対の仕方では、万が一不審な来訪者だった場合には心配です。また、玄関まで慌てて走って転倒でもしたら大変です。
そこで、このお客様は普段はリビングのコタツで過ごすことが多いそうなので、コタツ近くに置いてある子機で、もう一度、使い方を説明し、何度か「ピ〜ンポ〜ン」となるのを聞くところから、来訪者の姿を確認し、コタツに座ったまま子機で応対する方法を練習をしました。

取り付け時に、使い方の説明はするのですが、一度に覚えられなかったり、普段あまり使わないために忘れてしまったりすることがありますよね。
せっかく安全・安心のためにと取り付けさせていただいた商品ですので、特にご高齢の方へは、何度も念入りに説明していかなければなあ…と反省する出来事でした。
また、少し時間をおいて、復習に行ってみようと思います(*^-^*)